Amazonの利用でポイント還元率が2%に達する年会費無料のクレジットカードが新たに登場しました。
クレジットカードの名は、「JCB CARD W」
日本の国際ブランドJCB自体が発行するクレジットカードです。
JCB CARD Wのポイント還元率まとめ
JCB CARD Wのポイント還元率をまとめると以下の表のようになります。
利用店舗 | ポイント還元率 |
スターバックス | 3% |
Amazon | 2% |
セブンイレブン | 2% |
イトーヨーカ堂 | 2% |
Francfranc(フランフラン) | 2% |
ガソリン代(Esso・モービル・ゼネラル) | 1.5% |
その他公共料金など | 1% |
見ていただくと分かるように、利用する店舗によって還元率が異なります。
スターバックスでのポイント還元率は3%にも達し、Amazon、セブンイレブンといった利用者の多いところでもポイント還元率が2%以上の高い還元率を誇ります。
一方で、その他店舗や公共料金の引き落としなどに対しての還元率は1%で、楽天カードなど他の年会費無料カードと同じ水準となります。
Amazon公式クレカと比べて
Amazonの利用で高い還元率を誇るクレジットカードとしては、Amazon公式のクレカがあります。
年会費約4000円のプライム会員であれば、年会費無料のAmazonクラシックカードでも還元率が2%になりますが、Amazon以外の利用では還元率1%なので、Amazon以外でも高い還元率が獲得できるJCB CARD Wの方がお得感があります。
常時ポイント2倍という表現に惑わされない
JCB CARD Wの特徴として常時ポイント2倍があります。
このポイント2倍という表現を見ると、人によってはポイント還元率が常時2%のように感じる方もいるかもしれません。
しかし、先程の還元率表をみてもらえれば分かるように「JCB CARD W」のポイント還元率は1%~3%となっています。
ではポイント2倍は何なのかというと、ポイント還元率が0.5%の一般的なJCBカードに比べてのことになります。
ETCカードの年会費が無料なのは貴重
JCB CARD Wのメリットとして、ETCカードの年会費や発行手数料が無料でポイント還元率が1%という点があります。
これがなぜメリットかというと、年会費無料のクレジットカードは数多くありますが、ETCカードについては年会費が有料だったり、発行手数料がかかるのが殆どだからです。
例えば、楽天カードは基本的にはETCカードに対して年会費が発生し、高還元率カードの定番であるリクルートカードやP-One WizカードはETCカードの発行手数料がかかります。
※楽天カードは、一定の条件を満たせばETCカードの年会費も無料となります。
JCB CARD W plus Lの違い
JCB CARD Wには2種類のカードがあります。
- JCB CARD W
- JCB CARD W plus L
どちらも年会費無料なのですが、カードのデザインが異なります。
そして、デザインだけでなく若干カードのスペックも異なり「JCB CARD W plus L」の方には女性向けの優待サービスや女性向けの保険サービスがあります。
JCB CARD Wのサービスに加えて、「キレイ」を応援する「LINDAリーグ」各店舗でのご優待、選べる女性向け保険「お守リンダ」を女性に嬉しいサービスがご利用になれます。
JCB CARD W plus Lは女性だけでなく、男性でも作れるので、カードのデザインさえ気にならなければ男性でもJCB CARD W plus Lの方を作った方がいいです。
カード発行に年齢制限あり
JCB CARD Wは還元率1%のオーソドックスなクレカです。
年会費も無料なので作っておいて損はないと思うのですが、注意点という残念な点があります。
まずは、カードを作れる人の年齢が制限されていることです。
18歳から39歳までの人しかJCB CARD Wは作れません。
正直なぜ39歳までにしているのか謎です。
年齢を限定することによるカード保有を促す心理的な効果を狙っているのでしょうか?
還元率2%のKyashカードと比較と併用
Amazonやセブンイレブンの利用においてポイント還元率が2%となるJCB CARD Wですが、ここで気になるのがKyashのリアルカードと比較してどうなのかというとことです。
Kyashのリアルカードは、プリペイドカードであるため公共料金の引き落としなどには利用出来ませんが、それ以外のネットショッピング等ではどこでもポイント還元率が2%になります。
それに対して、JCB CARD Wは多くの店舗では還元率が1%ですが、スターバックスの利用は還元率が3%に達します。
単純に還元率だけ考えればKyashを利用する方がお得ですが、旅行傷害保険やショッピング保険などが備わっている点も考慮する必要があります。
また、KyashにJCB Wカードでチャージすることで日常使いでも還元率は3%にもなります。
JCBの20%キャッシュバック還元対象カード
JCBはQUICPayの利用促進を目指して2019年8月から12月にかけて20%キャッシュバックキャンペーンを開催しています。
このキャンペーンは、JCB自体が発行しているクレジットカードが対象になっているのですが、JCB自体が発行しているクレジットカードで年会費が無料のクレジットカードは非常に少なく、今回紹介しているJCB Wはその数少ない1枚という訳です。