イオンカード で直近1年間に100万円を利用するとインビテーションが送られてきて、発行できる年会費無料のゴールドカードとして人気のイオンゴールドカード。
そんなイオンゴールドカードが、2019年4月から空港ラウンジと海外旅行傷害保険の内容について変更します。
制度変更について|イオンゴールドカード|暮らしのマネーサイト
自動付帯から利用付帯へと改悪
これまでイオンゴールドカードを保有していれば適用された海外旅行傷害保険ですが、2019年4月からは、旅行等の代金をイオンゴールドカードで支払を行わないと適用されなくなります。
これは大きな改悪点です。
クレジットカードが持つ旅行傷害保険の大半は、そのクレジットカードで料金を払うことで適用される利用付帯となっています。
それだけにカードを持っているだけで保険が適用可能な自動付帯は価値があるのです。
年会費無料で海外旅行傷害保険が自動付帯のクレカ
イオンゴールドカードの海外旅行傷害保険は自動付帯から利用付帯へと改悪されてしまいました。
そこで、お勧めしたいのがジャックスカードが発行する横浜インビテーションカード(通称ハマカード)です。
横浜インビテーションカードは、年会費が永年無料ながら海外旅行傷害保険が自動付帯かつ、保険による補償金額が比較的高額であることから、一部クレジットカードマニアでは人気となっているカードです。
海外旅行傷害保険 | 補償内容 |
---|---|
傷害死亡 | 最高2,000万円 |
後遺障害 | 80万円〜2,000万円 |
傷害治療費用 | 200万円限度 |
疾病治療費用 | 200万円限度 |
救援者費用 | 200万円限度 |
賠償責任 | 2,000万円 |
携行品損害 | 20万円限度(1年間1旅行) ※免責3,000円 |
横浜インビテーションカードは、横浜在住に限らず誰でも作ることが可能なので、旅行傷害保険を充実させておきたいという人は1枚持っておくと良いでしょう。
保険金額の支払限度額はアップで改善
保険の適用が自動付帯から利用付帯へと大幅に改悪される一方で、保険金額については支払限度額がアップしています。
これまで傷害による死亡または後遺傷害であった場合の支払限度額は3000万円でしたが、今後は5000万円へと2000万円アップしています。
また,傷害や疾病による治療費用についてもそれぞれ100万から200万円アップしているのは大きな改善点といえます。
複数のクレカや保険に加入している場合
なお、旅行傷害保険に対応している複数のクレジットカードを持っている場合や、別途保険に加入している場合の扱いですが、カード会社によって異なりますが、大体以下のような扱いになっています。
複数のクレジットカード(他社カードを含む)付帯の傷害保険にご加入の場合、死亡・後遺障害の保険金額は合算されず、最も高い保険金額が限度となり、各カード(他社カードを含む)に付帯する保険金額に応じて按分して保険金をお支払いします。
死亡・後遺障害以外の保険金は、複数の同種保険にご加入の場合、クレジットカード付帯に限らず、各保険の保険金額に応じて、保険金が支払われるべき損害額を按分して保険金をお支払いします。
利用できる空港ラウンジが拡大もエポスゴールドカードの方が圧倒的に充実
これまで羽田空港のカードラウンジしか利用できなかったイオンゴールドカード。
それが2019年4月から成田空港に新千歳空港と那覇空港などのラウンジも利用できるようになります。
2019年4月から新たにカードラウンジが利用できる空港
- 新千歳空港
- 成田空港
- 伊丹空港
- 福岡空港
- 那覇空港
これまでの1箇所から6箇所の空港で利用できるのは大きな改善点ですが、関西国際空港が相変わらず使えないのは痛いですね・・
とはいえ、年会費無料のゴールドカードとしては中々良いサービスです。
ただ如何せんエポスゴールドカードの方が全国各地の空港をはじめ、ハワイなどの海外の空港でもカードラウンジが利用できるので、空港ラウンジが目的ならエポスゴールドカードの方が圧倒的にお得です。
イオンカードを利用しているとインビテーションが来て作れるようになるイオンゴールドカードのサービス変更についてお伝えしました。
イオンラウンジが利用できるメリットを授受できる人は別として、それ以外であればエポスゴールドカードの方が個人的には保有するメリットが大きいと考えます。