ついにこの時が来ました!
本日LINEポイントが、メトロポイントへのポイント交換を2019年12月27日15時で終了すると発表しました。
これによって、LINEポイントからメトロポイントに交換し、メトロポイントをANAマイルへと高い交換率で交換するソラチカルートが終了となることが明らかになりました。
ソラチカルートとは?
ソラチカルートは、ソラチカカードと呼ばれる「ANA To Me CARD PASMO JCB」というクレジットカードを利用したANAマイルを大量に獲得する手法のことを言います。
このソラチカカードを保有すると、メトロポイントを90%の交換率でANAマイルへと交換することができ、そしてメトロポイントには、LINEポイントから同じく90%の交換率で交換できます。
また、一部カードを利用すれば、Tポイントからも同じ交換率でANAマイルへと交換できます。
ポイントサイトでためたポイントをLINEポイントに交換し、そこからメトロポイントを経由して、ANAマイルへと交換することで、一般の人でも大量にANAマイルを貯めることができ、ビジネスクラスやファーストクラスに乗ることができるため、人気の手法でした。
飛行機に乗らずにマイルを貯める、陸マイラーと呼ばれる層に大変重宝されていました。
ソラチカルートがいずれ終了することは誰しもが想像していたこと
ソラチカカードは、クレジットカードであるため、ショッピングなどの決済に利用してもらうのがカード発行会社としては望むところです。
しかし、実体は、ソラチカルートを使ってANAマイルを獲得したいがためにこのカードを作る人が多かったとのこと。
これではカード発行元としては、旨味が少ないわけです。
元々、ソラチカルートは今のようにLINEポイントからメトロポイントに交換し、そこからANAマイルに交換するという流れではなく、ポイントサイトから直接メトロポイントに交換するルートがありました。
これだとポイントからANAマイルへの交換率は90%を超えていました。
しかし、このルートは2018年に終了しました。
この時にすでに多くの陸マイラーは、いずれソラチカルートは閉鎖されるだろうと考えたことでしょう。
そして、2019年終わりについにLINEポイントからのソラチカルートも閉鎖されます。
今後、新たに高い交換率でメトロポイントへ交換できるルートが誕生すればソラチカカードの人気は維持されるでしょうが、今の所は、解約が相次ぎそうです。
ただ、最近ではJCBの20%還元キャンペーンの対象カードにソラチカカードがなっていることも手伝ってカードの発行が増えていると聞きます。
PontaポイントからLINEポイントへの交換も終了
ソラチカルートは、年内に終了しますが、それまでは利用できるので、貯まっているPontaポイントをこれからLINEポイントに交換して、ANAマイルに交換しようとしていた人もいるかと思います。
しかし、10月18日に突如PontaポイントからLINEポイントへの交換が終了となってしまいました。
事前予告なくポイント交換サービスが終了してしまったために、困っている方も多いことでしょう。
このように、ポイントサービスは突如変更されることが多々あるため、貯まったポイントの使い道が決まっている場合は、すぐに行動した方が良いです。
ソラチカルートに変わるルート
2019年12月27日まではソラチカルートが使えますが、その後は使えません。
これに変わるルートとしては、東急ルートがあります。
交換率は、75%と現状のソラチカルートに比べて6%低下しますが、それでも高い交換率を誇ります。
東急ルート
交換率75%の東急ルートは、下記の流れとなります。
- ポイントサイトからドットマネーへ交換
- ドットマネーから東急ポイントへ交換
- 東急ポイントからANAマイルへ交換
この東急ルートを実現するには、ドットマネーへの登録と、 「ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO」というクレジットカードが必要となります。
ソラチカカード同様に、2年目以降2000円の年会費がかかるクレジットカードです。
東急ルートは、これまでのソラチカルートに比べて経由ポイントが少ないのがメリットです。
これは即ち、ポイント獲得からANAマイルへ交換に要する時間が短いことを意味します。
ということで、今後の陸マイラー活動は、東急ルートが主力になっていきそうです。